【産後3ヶ月】腱鞘炎・肩こり・膝の痛みは骨盤の歪みが原因?

産後は赤ちゃんのお世話に追われ、自分の身体は後回しになりがちです。 特に産後3ヶ月頃は、抱っこや授乳、仕事復帰などが重なり、 「親指や手首が痛い」「肩こりがひどい」「膝まで痛くなってきた」 という悩みを抱える方が少なくありません。

今回ご紹介するのは、産後3ヶ月で仕事を続けながら育児をされているお客様の施術事例です。 複数の不調が重なっていた原因と改善方法についてご紹介します。


ご来院時のお悩み

  • 両手の親指・手首の痛み(腱鞘炎)
  • 首・肩こりがひどい
  • 慢性的な肩の重だるさ
  • 膝の痛み
  • 寝つきが悪い
  • 仕事と育児で休めない

特に親指は、髪を結ぶ動作や抱っこなど日常生活でも強い痛みがあり、 膝は立ち上がる動作で負担を感じる状態でした。


産後はなぜ全身に痛みが出るの?

妊娠・出産では骨盤が大きく開きます。 その後3〜6ヶ月ほどかけて骨盤は自然に閉じていきますが、この期間に姿勢や身体の使い方の癖があると歪んだ状態で固まってしまいます。

さらに育児では、

  • 抱っこ
  • 授乳
  • おむつ替え
  • 前かがみ姿勢
  • 睡眠不足

が続くため、首・肩・腰・手首・膝へ大きな負担がかかります。


検査で分かった身体の状態

検査では以下の歪みが確認されました。

  • 骨盤の左右差
  • 骨盤前傾
  • 坐骨のズレ
  • 尾骨のズレ
  • 肋骨の開き
  • 肩のねじれ

骨盤が前傾すると背骨のバランスも崩れ、 頭を支えるために首や肩の筋肉へ大きな負担が集中します。

さらに肩が内側へ巻き込まれることで腕全体がねじれ、 腱鞘炎の原因にもつながります。


今回の整体施術内容

①骨盤矯正

骨盤・坐骨・尾骨の位置を整え、 身体の土台を安定させます。

②呼吸調整

腹式呼吸を行いながら横隔膜や肋骨を調整。 体幹が安定しやすい状態を作ります。

③肩・首の調整

肩甲骨周囲や首の筋肉を緩め、 肩のねじれを改善します。

④ハイボルト電気療法

温熱を加えながら電気刺激を行い、 筋肉の緊張を緩和。 腱鞘炎や肩の痛みの軽減を目指します。

⑤姿勢・育児指導

  • 授乳姿勢
  • 座り方
  • 立ち方
  • 歩き方
  • ストレッチ

日常生活で骨盤が歪みにくい身体の使い方をお伝えしました。


授乳姿勢が痛みを悪化させることも

授乳中は前かがみになりやすく、 首や肩への負担が非常に大きくなります。

クッションやタオルを活用し、 赤ちゃんの高さを上げることで、 身体を丸めずに授乳できるようになります。


おすすめセルフケア

①椅子には深く座る

骨盤を立て、 背もたれを利用して座ることで身体への負担を減らします。

②立ち方を意識する

足先を正面へ向け、 土踏まずへ均等に体重を乗せることがポイントです。

③お尻のストレッチ

座った状態で足を組み、 お尻をゆっくり伸ばすことで骨盤周囲の筋肉が柔らかくなります。


産後は「痛みを我慢する時期」ではありません

今回のお客様は産後すぐから仕事を再開され、 育児と仕事を両立されていました。

頑張るお母さんほど身体へ負担が蓄積し、 腱鞘炎・肩こり・腰痛・膝痛などが同時に現れることがあります。

産後は骨盤が整いやすい大切な時期でもあります。 痛みだけを一時的に抑えるのではなく、 身体の土台から整えることが再発予防につながります。


まとめ

産後の不調は、骨盤の歪みや姿勢の乱れ、筋力低下が複雑に関係しています。

  • 骨盤の歪みを整える
  • 筋肉の負担を減らす
  • 正しい姿勢を身につける
  • セルフケアを継続する

この4つを組み合わせることで、 育児も仕事も快適に続けられる身体づくりが可能になります。

「産後だから仕方ない」と我慢せず、 早めのケアで快適な毎日を目指しましょう。